みなさんこんにちは! ひきけいすけです^^
アマゾンでは以前、FBA商品の納品先を固定することができました。(関連記事はこちら)現在ではそのサービスは停止となってしまいましたが、一定の条件を満たせば毎回同じ倉庫に送れる方法があるのをご存知でしたか?
今回は、納品先倉庫を実質固定する裏技を伝授します。意外と簡単に同じ倉庫に送れるんです。
それではご覧ください!
納品先固定サービス廃止の背景

どこの地域で活動していても、最寄りのFC倉庫に発送をできたのが納品先固定サービスでした。
納品先が一定ということは安く配送契約を結べたり、送料が計算しやすくなるので仕入れ時にも査定しやすいなど、メリットがたくさんありました。
FBAへの配送料無料キャンペーンが終わってからは、みんなが納品先を固定して配送契約を練り直して運営していた状態でした。
しかし、アマゾンも運送会社との契約がうまくいかなかったことや、商品の倉庫間移動のコストがかなりの負担になっていたであろうことから、サービスの停止に踏み切ったと僕は推測しています。
※参考資料 パートナーキャリアがゆうパック通常値段と同等に
※参考資料2 FBA発送手数料も値上げになりました
これにより納品先がランダムになり、北海道から九州、九州から関東など出品者にとって無理な契約となってしまいました。
現状では打開策は見つかっていませんが、実は唯一納品先を毎回同じにする方法があるんです。
実録!納品先が〇〇になる一部始終
それでは実際に、納品先が毎回同じになる設定を試してみましょう。
手順としては
①納品プラン作成時に特定の危険物商品を組み込む(納品する予定がなくても適当に数量を入力してください)
理想は【引火性液体の危険物】です。画像を見てほしいのですが、引火性液体は小田原か狭山でしか保管できない=納品先が指定されるという仕組みを利用します。
②納品プランが分かれるはずなので、小田原になっているのを確認してから危険物の発送準備の画面でプランを削除する
万が一指定商品以外に危険物が混ざっていた場合は、指定商品のみをプランから削除して残りを納品しましょう。
普段危険物を仕入れることのない人は、以下に該当する危険物商品を載せておきますので商品登録をして、納品プランに組み込んでみてください。
(プライスターなどのツールで登録すると、途中の危険物の確認画面を回避することができます)
該当商品
【数量限定】サンカットR 日焼け止め透明スプレー 無香料 特大300g
ASIN:B07CQXMYQR
スプレー缶
毛穴撫子 お米のマスク 10枚入 6個入りセット
ASIN:B01N7IDUFL
引火性液体(アルコール)
他にもスプレー缶はすべて危険物、トリートメントなどアルコール成分が含まれているものは引火性液体であることが多いのでいろいろ試してみてください。
たったこれだけの作業で、納品先がほぼ小田原に固定されます。本来小田原が一番大きい倉庫で、そこに荷物が集約されるという側面もありますが最近では危険物さえ混ぜておけば100%小田原になります。
もし小田原にならない場合は違う危険物商品でもう一度チャレンジする必要があります。
ちなみに、納品先が一定にできるのは今のところは小田原のみとなっております。関西以西の人はお力になれなくてすみません。ただ電脳せどりなら、関東の出品代行に直送するというのもひとつの手だと思います。
冬場だけの組み合わせ商品がある?
実はもう一つ、冬場だけ納品先を固定する方法があるんです。それは
【チョコレートを納品する】という方法です。
去年まではチョコレートをFBAに納品する際は、千葉の市川FC限定でした。ということはほかの商品と一緒に納品すると市川になるということです。

基本的には危険物と同じく、チョコレートを納品プランに組み込むだけなのですが、チョコレートは1商品でもFBAで在庫しているだけでいつ納品しても市川に固定されます。
ちなみに、チョコレートに該当するかどうかの判断基準も載せておきますね。
- 名称がチョコレートもしくは準チョコレートであること
- 保存方法に具体的な温度が表記されている
例えば名称がクッキーとなっていても、28℃以下で保管となっていたら夏季制限品となり、夏場はFBAに送ることができないので注意が必要です。

ただし、これは去年までの話で今年はどうなるかわかりません。僕の予想ですが、チョコレートは常温保管のためできるだけ寒い地域で保管したいはずなので、市川と小田原が指定になるのではないかと思います。
例年10月からチョコレートの運用が開始されるので、また近くなったら記事で取り上げたいと思います。
まとめ
2018年はアマゾン転売においては【冬の時代】となっています。様々なルール変更や規約の改悪でせどらーにとってはつらい時期が続いています。
少しでも経費を抑えるための施策というのは常に考えていきましょう。
現在は地域によって配送料金にかなり差が出てきてしまっているので、大手業者さんはFBAを利用せずすべてマケプレプライムで対応しているみたいです。
アマゾンとしてはFBAの手数料はメインの収入源なはずなので、また緩和される可能性がありますが、アマゾンのルール変更はあまり期待できないので自分たちで切り開いていきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

年商1億円の物販社長 ひきけいすけ
年商1億円 最高月商1500万
利益200万達成
アマゾン、ヤフーショッピング、ヤフオク等国内転売を幅広く手掛け地域商材OEMなどマルチに躍進
せどりの学校を運営し過去50人以上に指導する
月商1000万を達成するなどやわかりやすい指導には定評がある

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